500kmを走って最初のオイル交換。雨が降ったくらいでは、高揚したライダーを醒ますことはできない。エンジンもシフトもフィーリングが良くなり、さあまたじっくりと走るぞと初心にかえる。
V7 IIになって6速ミッションになり改善されているということなのだろうが、巷で言われるようなシフトの入れにくさはまったく感じなかった。最初からスコスコ入っていたし、オイル交換して一層なめらかになった。クラッチはレバーをきっちり握ってようやく切れるような感じだったので、うまく入らない場合はクラッチが甘いという可能性もある。クラッチは確かに重いのだが、ハーレーだってこんなものだった気がする。
慣らしということで3,000回転付近で走っていると、エンジンの鼓動がブルブルと伝わってきて楽しい。オイルも交換したからと4,000回転くらいに回してみると、振動が収まったなめらかな加速が垣間見える。今までのバイクで感じていなかった色々な心地よさや面白さが身体に伝わってくるのだけれど、それがエンジンによるものなのかシャフトドライブによるものなのか、あるいはフレームやその他によるものなのか、解説できる引き出しが自分にはない。
まあいいや。楽しいんだから、どんどん走ろう。