finders keepers

バイクが楽しい。写真が楽しい。釣りが楽しい。

バイク

恐怖という安全装置

しばらくエンジンをかけていないと思ってZXR400に火を入れた。久しぶりに走らせてみると「すこぶる面白い」から参ってしまう。気持ちよさに関しては、新しいバイクが最良というわけではないふしぎ。・・・そもそも自分は何をこんなに「気持ちいい」と感じて…

GSX-R1000R 慣らし運転

新しい相棒はGSX-R1000R ABS(2019)。車検のタイミングになったカリフォルニアを下取りに出してお迎えとなった。カリフォルニアは良いバイクだったけれど、活きてくるのはロングツーリング。自分のライフスタイルでは使うチャンスがなかったというだけだ。 慣…

ツインリンクもてぎを走る

RIDERS CLUBの走行会、ライディングパーティに参加。はじめてツインリンクもてぎを走ってきた。あのパドックに入り、あのピットに入れて、あのコースを走るという嬉しさ。何はともあれ、そういうことである。 国際サーキットは、広い。自分のようなビギナー…

Kawasaki ZXR400 納車

新しくお迎えしたバイクは、91年式のまったく新しくないバイク、ZXR400である。はじめてのカワサキ。旧くはあっても、なかなかいいデザインだと思う。少々の野暮ったさも時代を感じさせて愛おしい。 購入にあたってはKTM RC390を手放した。立ち位置としては…

楽器に乗って走っている。

音は振動だ。ふつう空気や水、肉や骨を媒介として鼓膜に伝わり(その先の複雑な伝達や電気信号への変換を経て)認識された振動を音と呼ぶ。当然ながら振動は耳だけで味わうものではない。コンサートホールやライブ会場に足を運べば、その振動は肌で感じるこ…

RIDING PARTY@袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ

RIDERS CLUB主催のサーキット走行イベント「ライディングパーティ」に2回目の参加。「サーキットデビューを応援」「速いがエライじゃない」というコンセプトが実にうれしいイベントだ。 サーキットデビュー組から速い人まで4つのグループに分かれていて、15…

SUZUKI SV650 インプレッション@熊本

いいとは聞いていたけど、阿蘇の道は本当に気持ちよかった。緩やかな起伏のなかを縫うようにワインディングロードが走り、眼下に見える市街地との高低差が雄大な景色をつくる。標高が高すぎるわけではないから緑も豊富。木立のなかを走る道もあれば、草原を…

サーキット走行ことはじめ

何かをはじめようとするとき、本当に必要なのは「やってみたい」という気持ちだけ。初夏の清々しい天気の中、はじめてのサーキット走行に出かけた。 目指したのは霞ヶ浦のトミンモーターランド。都心から100kmもない立地と、半日単位のリーズナブルな価格、3…

KTM RC390 (2016) 納車

バイクは3台までと決めていたのに、なぜかコイツがここにいる。R1を手放した結果スポーツ走行への欲求が高まるというアンビバレンツ。別れた後に未練が生まれるというのは男子の習性なのだろうか。まあいいや、もう買ってしまったんだ。 慣らし運転というこ…

モトグッツィ カリフォルニア1400の印象

カリフォルニア1400が2台並ぶ画なんて、そうそうお目にかかれるものではないと思う。このブログを発見してくださった悠々自適さんと、わが国ではおそらく稀なCalifornia 1400 Custom Meetingが実現。歴史的な日であると高らかに宣言しよう。 実際、ネットを…

California 1400 にサイドケースをつけた

カリフォルニア1400での走行距離は現在3800km。走るたびに印象に変化があり、なかなかインプレッションを語るに至らないでいるのだが、いよいよサイドケースをつけてみた。本国取り寄せということで数ヶ月待つのかなと思っていたら、1ヶ月かからず届いて想定…

バイクの楽しさとフロー理論

晴れていればどこかに走り出そうというライダーの感覚は、バイクに乗ったことのない人には意味がわからないかもしれない。バイクの運転はなぜこんなにも楽しいのか。他の乗り物とは違うのか。 チクセントミハイのフロー理論の本を読んだとき、その理由のひと…

Motoguzzi California 1400 Custom 納車

V7購入からおよそ1年。モトグッツィのフィーリングにハマってしまった結果、カリフォルニア1400に手を出してしまった。V7とセローはそのまま、車検の切れるR1とお別れである。R1はまったく素晴らしいバイクで、スペースが許すのなら持っておきたかった。あり…

未来のグッツィスタへ 〜 V7 II Stone 雑感

V7 II Stoneのキーワードで訪れる人が妙に多いということで、いわゆる雑感を書いておく。あくまで個人的な感覚なので・・・などという但し書きは省略しよう。楽しむのは自分自身であって、他人の感覚などはアテにするものではない。 (記載時点走行距離:750…

YAMAHA YZF-R1 (2004/5VY)

昨年転倒したR1は、今はピカピカ。10年経っても新品パーツが手に入るというのが頼もしい。たまにはエンジンに火を入れなければいけないと思ってR1で200kmも走ると、運動不足の身体はぐっすり眠れるくらいに疲労する。ああ、スポーツバイクとはこういうものだ…

MOTO GUZZI V7のデザイン

V7 II Stoneのタンクのマットな艶はとても美しい。カタログでは華やかなイエローが目を惹くけれど、レッドはすこぶる良い選択だったと思う。モノクロームでもその色気は伝わるだろうか。 DUCATIやMVアグスタがいかにもイタリアの美女であるのに比べ、MOTO GU…

REBORN

それは昨日のこと。釣りに行った帰りの高速道路上、R1で転倒した。 高速道路上をゴロゴロと転がりながら、人生の終わりを感じた。幸いにも後続の車が避けてくれたので、自分は今も生きている。身体に痛みはあるけれど、外傷は擦り傷がふたつだけ。「生かされ…

はじめての東北ツーリング

「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也」 3泊4日、行程1870km。いつか行きたいと思っていた東北へのツーリングから、無事に戻ってくることができた。関東圏以外ではできるだけ高速道路を使わず奥羽山脈を北上して岩手へ。八幡平を走って秋田へ抜け…

志賀草津道路 - 日帰りツーリング

関東は久しぶりに晴れの週末。空いた一日を無駄にはできないと、兼ねてから行ってみたかった志賀草津道路を目指す。都内は気温30度に及ぶ暑い一日だったようだが、朝一番に走れば気温は20度台、伊香保から次第に山を登って行くと寒くなってきて、レインウェ…

V7 II Stone - 初回点検を終えて。

「どこそこのラーメンがうまい」と言ったところであまり意味がない。こってりが好きな人もいればあっさりが好きな人もいるし、しっかり味のついたものを食べたい時もあれば二日酔いの胃にやさしい味を求める時もある。 バイクもまた、そんなものだろう。ライ…

V7 - 最初のオイル交換

500kmを走って最初のオイル交換。雨が降ったくらいでは、高揚したライダーを醒ますことはできない。エンジンもシフトもフィーリングが良くなり、さあまたじっくりと走るぞと初心にかえる。 V7 IIになって6速ミッションになり改善されているということなのだ…

MOTO GUZZI V7 II Stone

新しい相棒がようやくやってきた。モトグッツィV7のニューモデル、V7 II Stone。選んだ理由は色々あるけれど、きっかけは「買おうと思った色のW800がなかった」ということだったりする。ちょうど2016年モデルへの切り替え時期でメーカーに在庫がなく、店頭の…

セロー250で夏の林道ツーリング

本日の相棒はセロー。1年と少しで12,000km程走り、エンジンの具合もぐっと良くなっている気がする。パワービームを付けた以外は基本ノーマルだが、以前は変えたいと思っていたマフラーも今は「これでいい」と思うようになった。走るほどにバランスの良さに感…

さよならフォーティエイト

新しい服を一着買うときには、古い服を一着すてる。そういうシンプルな原則の大切さぐらいはわかる年齢になってきたから、XL1200Xとお別れすることにした。免許を取るきっかけになったバイクだし、色々といじくって好みにしてきたし、沢山の人と出会わせてく…

Kawasaki W800

高原に近い場所でバイクを借りれば夏のツーリングも快適なのではないだろうか、などと思い立って、宇都宮でW800を借りてみた。ところが新幹線を降りれば、東京と同じように暑い。奥日光へ辿り着けばきっと楽になるのだが、道はもう混みはじめている。レンタ…

バイクのもたらす快楽

三気筒エンジンに興味が湧いて、トライアンフのストリートトリプルRを借りてみた。評判通りのすばらしいエンジンで、回転を上げながら峠道を駆け抜ければ脳内は快楽物質がドバドバ。とはいえその快感に身を任せていると、広い道でもなければ少々危ない速度域…

セロー250+パワービーム

ノーマルで不満のないセロー250なのだけれど、1年乗って10,000kmを走ったので、なんとなく装着してみた。気になっていた「パワービーム」である。 乗り味は・・・すごく変わった。スタート&低速から「しっとり」として、高速では「しっかり」する。高速走行…

セロー 30th アニバーサリーミーティング

気がつけば5月。春は釣りばかりしていた気がするが、愛するセローの30周年記念イベントということで朝霧高原「イーハトーブの森」へ向かった。前日は釣りをして一泊し、シートバッグには道具が積載。朝から交通量の少ない奥多摩を抜けて、柳沢峠からの眺望を…

今年を振り返る

2014年も楽しい一年だった。バイクに乗るようになって世界が広がって、これまでになく休日をアクティブに過ごすようになった。夏前からキャンプにハマり、自然のなかに身を置くことに喜びを覚えた。秋を過ぎてフライフィッシングを始め、今は釣りが心を捉え…

カスタムはお気に召すまま

ハーレー仲間と年内最後のツーリング。ピーナッツタンクのモデル、フォーティエイトとセブンティツーが中心のメンバーだが、カスタムはそれぞれ変わっていき、ひとつとして同じ姿がない。このあたりがまさにハーレーらしいところで、格好にこだわるライダー…