2018-01-01から1年間の記事一覧
著:乾 敏郎 出版社:ミネルヴァ書房 タイトル通り「感情とはそもそも何なのか」ということを現代の科学的見地より解説している。大変面白かった・・・が、多くの人にとってはそうではないかもしれない。例えるなら、映画の内容ではなくそれがスクリーンに投影…
海であるために水でなくなることはないし 波になるために水をやめることもない ドロ水であるのが嫌だとか 雲のかたちでいたいとか 自我のささやきはそんなもの。
今やぼくらの使うカレンダーはもっぱらグレゴリオ暦だけれど、昔の人が指針とした暦もちゃんと残っている。そういうものを探ってみると、昔の人が当たり前に持っていた知識が、新鮮に発見されて面白い。たとえば太陽の動きを24分割した「二十四節気」を眺め…
新しくお迎えしたバイクは、91年式のまったく新しくないバイク、ZXR400である。はじめてのカワサキ。旧くはあっても、なかなかいいデザインだと思う。少々の野暮ったさも時代を感じさせて愛おしい。 購入にあたってはKTM RC390を手放した。立ち位置としては…
たばこを吸わずに1週間が過ぎた。 たまたま吸えない日があったので、どの程度吸わずにいられるのかを確認してみようと、そんな程度のことだった。1週間経ってもたいした苦はないけれど、代替するものが見つからないことも強く感じている。たばこで得ていたも…
音は振動だ。ふつう空気や水、肉や骨を媒介として鼓膜に伝わり(その先の複雑な伝達や電気信号への変換を経て)認識された振動を音と呼ぶ。当然ながら振動は耳だけで味わうものではない。コンサートホールやライブ会場に足を運べば、その振動は肌で感じるこ…