finders keepers

バイクが楽しい。写真が楽しい。釣りが楽しい。

空から見る世界

サン・テグジュペリやリチャード・バック、ロアルド・ダールに稲垣足穂。小説のなかで想像するだけだったヒコーキ野郎たちの見る世界を(目線というだけにおいてならば)簡単に体験できる時代になった。ドローンという機械によって。

 

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手に入れたのはDJIのMavic Pro。購入の決め手はコンパクトなサイズだ。バッグに本体とコントローラ、替えのバッテリーを2本詰めても、へたな一眼レフよりコンパクトに収まってしまう。これならバイクでも持ち歩けるし、持ち歩けるということは使う機会がふえる。天気の良くなったはじめての週末、さっそくセローで房総半島を駆け回ってきた。

 

あっけなく撮れる。操作も簡単。いやはやすごい時代だ。

コントローラに繋いだスマートフォンのディスプレイを通して、ぼくらは鳥の目線を手に入れる。思うままに飛べるのは束の間、ドローンのバッテリーが続く間だけだけれど、家に帰ってから映像を何度も反芻して、世界の美しさを堪能する。視野が広まるというのは、まさにこういうことだ。

 

*一日使った時点の、メモとして。

  • コントローラの右側にある飛行モードのスイッチに注意。スポーツモードに「なっていない」ことを確認しよう。
  • 強風やばい。風にあおられて制御が難しくなるおそれあり。
  • 調子に乗って遠くまで飛ばしていたら無線信号をロストしてしまった。が、自動的にホームポイントに飛んで帰ってきてくれた。優秀。(GPS信号をきちんと受信して離陸するとそこがホームポイントになる。)
  • ↑というようなことがあるので、バッテリー残量が半分になるまえに帰路につくべき。フライトは10〜20分程度と思っていたほうが無難。
  • 色々法規制されるのは当然です。あぶない。