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メスティン炊飯のコツ

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メスティン炊飯にハマってから色々と試しているけれど、難しい方法論はそもそもアウトドアに向かないと感じていて、できるだけ雑に経験値を貯めることにしている。熱源の違いはもちろんのこと、風防やその他の道具によって熱効率は違うし、そもそも気圧や風の状態は環境次第。台所のガスのように、中火何分、というのはナンセンスだと思うからだ。結局のところ「如何にアルミの箱の中の状態を察するか」ということになる。

 

・音については、水分を含む「ぐつぐつ」した音ならまだ早い。
・蒸気が出ているうちは、きっと早い。水気がなくなれば蒸気は消える。
・香ばしい香りがしてきたら、火は止める。

 

ところが音も香りも蒸気も、環境によっては認識が難しい。「まだ香りが変わっていない」なんて思っても、その香りを嗅げていないだけだったりすると盛大に焦げていく。蒸気なんて見えないかもしれないし、滝のそばでは音なんて聞こえない。あまり基準にとらわれず、総合的に判断していくほうが失敗は少ないと思う。心配なら途中で蓋をあけてしまう。蒸気が逃げて蒸らしが弱くなるとしても、焦がすよりマシである。

 

やがて「だいたいこんなもんかな」でうまくいくようになる。
飯盒に炭火でも、同じようにいける。

 

火で炊いたお米は、なぜかうまい。