finders keepers

バイクが楽しい。写真が楽しい。釣りが楽しい。

ラグビーを好きになったなら

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ラグビーワールドカップが、こんなにも幸福な時間だとは。

開幕以来ほぼ毎日試合を見ながら熱戦に心打たれ、ビールで飲んだくれている。はじまってみればこの国の人々のお祭り根性・おもてなしの心と、ラグビーの目指す精神性が調和して、想像を超えるすばらしい大会になった。

 

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「ラグビーっていうのは、こういうふうに楽しむものさ」と、教えてくれたのは海外から訪れたラグビーファン。その空気を読んで、すぐに合わせられるのが日本の人々だ。スタジアムの雰囲気がどれほど素晴らしかったか、言葉で伝えることは難しい。アイルランド戦は試合前から幸せだった。それは試合に勝ったから生まれた感覚じゃない。

 

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これはもはや人類のあり方のハナシ。人種や国籍、信念や宗教といった境界をやすやすと超えてしまう姿を目にして、しがみついていた観念が何なのかに気がつく時だ。「日本代表なのに日本人が少ない」という言葉が、恥ずかしく感じる時代はすぐそこに来ている。