finders keepers

バイクが楽しい。写真が楽しい。釣りが楽しい。

食べ過ぎているということ

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食事を快楽と捉えるタイプの人間にとって、何を食べるかは重要な選択である。特に自由な組み立てが可能な休日ならば、朝から晩までの展開も含めて「充実した一日」のためのプランニング能力が問われている。上の写真はホットケーキから始まる試合運びを画策して錦糸町の名店「トミィ」を訪れ、冬季限定のフルーツバーグに浮気した時のもの。レンタルビデオショップで選ばれるアダルトビデオのごとく、三度の食事は入念かつ大胆に選ばれるべきだと思う。

 

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ところで快楽を求める行為と考えると、時間がきたから射精するというような消費の仕方はやはりおかしい。昼休憩の時間だからと飲食店に入るのだが、はたしてお腹は空いているのか。一日二日そんなことを気にして生活してみると、本格的な空腹感はなかなかやってこないことに気がついた。要は食べ過ぎということだ。

 

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惰性の食事を止めてみる。そんな試みをスタートしてみた。もちろん少食に関する書籍を読み、自分の身体の様子を見ながら無理のない形で。数日でも3%程度の体重が落ち、心身も健やかで無理がまったくないことに驚いている。人類が数百万年生きてきたなかで、その身体が飢えを凌げても過食に対応できる設計になっていないというのは、腑に落ちる話だ。