finders keepers

バイクが楽しい。写真が楽しい。釣りが楽しい。

Barbour Waxed Jacket - Bedale

f:id:summarit:20140524224937j:plain

ハーレーに乗るとき、いかにもなレザージャケットを着たくなくて選んだのがオイルドクロスのジャケット。バブアー(あるいはバーブァー)のビデイルである。少々無骨で頑丈な作りがいかにも頼もしいし、このイモっぽさも何とも言えず良い。スーツの上にこんなのを羽織っておしゃれに決める英国紳士のスタイルをぜひ真似しようと思うのだけど、自分の場合はどこかの釣り人止まり。まずは痩せることからスタートだ。

さてバイク用として優れているのは、頑丈なことと、少々の雨風には耐えられること。軽い雨あるいは短い時間なら、レインウェアは必要ない。袖口は風が入り込まないようになっているし、寒ければ襟を首に回してボタンで止められる。ただし立てていない状態の襟が結構大きく、風の具合ではバタつく。襟を短くしたスリムなタイプも出ているけれど、冬は中に着こむ必要があるのでクラシックタイプが良いと思う。バイクの運転姿勢からすればビデイルの丈の短さも魅力のひとつだ。ポケットは文庫本ぐらいなら入ってしまう大きさがあって使いやすいものの、前方下部のふたつだけ。ひとつある内ポケットは微妙に浅く、長財布だとはみ出てしまう(そしてインナーキルトをつけると内ポケットにアクセスしづらくなる)。そうそう、大きなジッパーはグローブをしていても開け閉めしやすく、とてもよい。

結論としては、本当に気に入ってしまった一品だ。バイク用というより、日常的に使い倒せるジャケットで、そのままバイクに乗れるもの、という感じ。秋冬と言わず、年中活躍させたいと思う。ワックスを塗りなおしてメンテをしながら5年も10年も過ごしたら、きっともっといい具合になっているだろう。