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finders keepers

バイクが楽しい。写真が楽しい。釣りが楽しい。

さよならフォーティエイト

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新しい服を一着買うときには、古い服を一着すてる。そういうシンプルな原則の大切さぐらいはわかる年齢になってきたから、XL1200Xとお別れすることにした。免許を取るきっかけになったバイクだし、色々といじくって好みにしてきたし、沢山の人と出会わせてくれたバイクだ。嫌いになったわけでもなくて名残惜しいところはあるけれど、あまり走らないまま倉庫で眠らせるのは残酷なこと。誰かを乗せて、駆けまわってほしいと思う。
 

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ちなみにバイクに乗ってみようと思い始めた頃、自分の目にはほとんどのバイクの違いがわからなかった。上のような一覧は押しなべて「バイク」に見えただけだ。敢えて言うならレースっぽいSSが「峠で死ぬバイクだな。怖い怖い」という印象で、オフ車は「ムシみたいでキモい」だったと思う。(そういう自分を思い返すなら、バイクに乗らない人にR1やセローの写真を見せたところで反応はしれている。自粛しよう。)
 

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最初のバイクとしてSR400あたりを薦められて、すっかりそれを買うつもりでいたところに飛び込んできたのがフォーティエイト。これは「格好いい」と感じた。思うに、バイクに興味のない人の「オートバイ像」の延長線上にある美が、このバイクにはあるのだと思う。スマートなタンクや低いシルエット、ぴょんと立っていないミラー。そして「ハーレー」に思い浮かべるイメージと違うのも良かった。バイク乗りという裾野を広げるとき、素人目に美しく感じさせるデザインは、きっと大切なことだ。
 

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ところでハーレーを新車で買うと、もれなくショップを中心としたコミュニティに誘われる。臆せずに飛び込んでみれば、どんどんと仲間が広がっていくのが面白かった。傍目で見ればゾロゾロと迷惑だろうが本人たちもそれは自覚していて、色々なことに腐心した運営手際には感動したものだ。こうした世界はハーレーならではだろうし、乗り始めたくても友人にライダーがいないという方なら嬉しいと思う。(とはいえ古参ほどツアラーに乗っているので、タンク容量の少ないスポスタは肩身が狭くなることを覚悟しよう。)
 

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やはり大きくて重いバイクを、どでかいツインエンジンで突き動かし、悠々とクルーズするのがハーレーの世界。もう一度ハーレーを買うなら、自分も大きいやつにすると思う。
もしくは古いやつ。
 
・・・Buellも乗ってみたい。
 
※こういう好奇心が、フォーティエイトを手放した理由でもある。