クッカーとストーブ選びは楽しい。車なのかバイクなのか電車なのか、キャンプなのか登山なのかツーリングなのか、食事をしっかり楽しむのかコーヒーを淹れるくらいの話なのか。時と場合によって求められるものは違うから、どの道具が正解ということもない。・・・が、最近出番が多いのはこの「solo stove」。ミニマルというサイズではないけれど、スノーピークのクッカー「トレック900」にすっぽりと収まるので、セットで持ち歩くことにしている。ついでにトランギアのアルコールバーナーが入るので、一緒に入れておく。
ウッドストーブなので、燃料に事欠かないのが頼もしい。林の中を少し歩くだけで(濡れてさえいなければ)燃料はすぐに集まるし、薪を少し細かくするのでも良い。二次燃焼という仕組みがよくできていて、熱効率が良くて煙も灰も少ない。拾ってきた枝や松ぼっくりや木片でお湯が沸くだけでも楽しく、クッカーに黒々と煤がついていくのも嬉しい。
燃えるものが手に入らない場合や、時間のない時などはアルコールバーナーの五徳代わりに使う。アルコールバーナー本体に燃料を入れておけばトレック900一杯分のお湯くらいは問題なく沸かせられるので、ラーメンでもコーヒーでも楽しめるわけだ。炊飯もおそらく問題ないけど、それなら米に水を吸わせている間に燃料を集めたいところ。
ソロや小規模なキャンプ、ツーリングにはもってこいのセットだと思う。
- Nikon Coolpix A & iPhone5c