finders keepers

バイクが楽しい。写真が楽しい。釣りが楽しい。

California 1400 にサイドケースをつけた

カリフォルニア1400での走行距離は現在3800km。走るたびに印象に変化があり、なかなかインプレッションを語るに至らないでいるのだが、いよいよサイドケースをつけてみた。本国取り寄せということで数ヶ月待つのかなと思っていたら、1ヶ月かからず届いて想定…

身の丈を知る

身の丈を知る、ということは大切だ。身体に合わぬ服は不格好でしかなく、たとえ安物でも身体に合った服を着ているほうが美しい。バイクにしても自分の背丈や手脚の長さから考えてちょうどいい寸法があるし、運転技術や自己統制の程度から見たちょうどよさが…

バイクの楽しさとフロー理論

晴れていればどこかに走り出そうというライダーの感覚は、バイクに乗ったことのない人には意味がわからないかもしれない。バイクの運転はなぜこんなにも楽しいのか。他の乗り物とは違うのか。 チクセントミハイのフロー理論の本を読んだとき、その理由のひと…

Motoguzzi California 1400 Custom 納車

V7購入からおよそ1年。モトグッツィのフィーリングにハマってしまった結果、カリフォルニア1400に手を出してしまった。V7とセローはそのまま、車検の切れるR1とお別れである。R1はまったく素晴らしいバイクで、スペースが許すのなら持っておきたかった。あり…

未来のグッツィスタへ 〜 V7 II Stone 雑感

V7 II Stoneのキーワードで訪れる人が妙に多いということで、いわゆる雑感を書いておく。あくまで個人的な感覚なので・・・などという但し書きは省略しよう。楽しむのは自分自身であって、他人の感覚などはアテにするものではない。 (記載時点走行距離:750…

今年も春が来る。

気がつけば今年も2ヶ月が過ぎてしまった。やり残したことがあるかどうかはともかく、3月は渓流釣りのシーズンが開ける。朝4時に起きるのも凍えながらバイクを走らせるのも何てことはない。ワクワクの持つこのパワーは何なのか。 川のせせらぎは最高のBGMであ…

YAMAHA YZF-R1 (2004/5VY)

昨年転倒したR1は、今はピカピカ。10年経っても新品パーツが手に入るというのが頼もしい。たまにはエンジンに火を入れなければいけないと思ってR1で200kmも走ると、運動不足の身体はぐっすり眠れるくらいに疲労する。ああ、スポーツバイクとはこういうものだ…

ミディアムフォーマットの誘惑

久しぶりに印画紙にプリントできる環境ができたので、モノクロフイルムでの撮影に勤しんでいる。今やデジタルのほうが「よく写る」のだけれど、印画紙へプリントしてみると、これはこれで代えがたいリアリティや面白さがあるのだ。 プリントしたいからネガを…

MOTO GUZZI V7のデザイン

V7 II Stoneのタンクのマットな艶はとても美しい。カタログでは華やかなイエローが目を惹くけれど、レッドはすこぶる良い選択だったと思う。モノクロームでもその色気は伝わるだろうか。 DUCATIやMVアグスタがいかにもイタリアの美女であるのに比べ、MOTO GU…

ラグビー観戦が楽しい

ワールドカップでラグビーというスポーツの面白さに気がついて以来、チャンスがあれば観戦に出かけるようにしている。トップリーグはもちろん、女子セブンス日本代表の試合もすこぶる面白かった。早慶戦には行けなかったけれど、学生時代に一度も足を運ばな…

Chord Mojoで得られる幸せ

オーディオというのは凝りだしたらきりがないことはわかっているし、スピーカーをきちんと配置できる住環境ではないし、そもそも大きな音なんて出せないのだから、諦めてしまったほうがいい。・・・と長年思っていたのだけれど、ポータブルアンプとヘッドホ…

REBORN

それは昨日のこと。釣りに行った帰りの高速道路上、R1で転倒した。 高速道路上をゴロゴロと転がりながら、人生の終わりを感じた。幸いにも後続の車が避けてくれたので、自分は今も生きている。身体に痛みはあるけれど、外傷は擦り傷がふたつだけ。「生かされ…

はじめての東北ツーリング

「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也」 3泊4日、行程1870km。いつか行きたいと思っていた東北へのツーリングから、無事に戻ってくることができた。関東圏以外ではできるだけ高速道路を使わず奥羽山脈を北上して岩手へ。八幡平を走って秋田へ抜け…

志賀草津道路 - 日帰りツーリング

関東は久しぶりに晴れの週末。空いた一日を無駄にはできないと、兼ねてから行ってみたかった志賀草津道路を目指す。都内は気温30度に及ぶ暑い一日だったようだが、朝一番に走れば気温は20度台、伊香保から次第に山を登って行くと寒くなってきて、レインウェ…

V7 II Stone - 初回点検を終えて。

「どこそこのラーメンがうまい」と言ったところであまり意味がない。こってりが好きな人もいればあっさりが好きな人もいるし、しっかり味のついたものを食べたい時もあれば二日酔いの胃にやさしい味を求める時もある。 バイクもまた、そんなものだろう。ライ…

V7 - 最初のオイル交換

500kmを走って最初のオイル交換。雨が降ったくらいでは、高揚したライダーを醒ますことはできない。エンジンもシフトもフィーリングが良くなり、さあまたじっくりと走るぞと初心にかえる。 V7 IIになって6速ミッションになり改善されているということなのだ…

MOTO GUZZI V7 II Stone

新しい相棒がようやくやってきた。モトグッツィV7のニューモデル、V7 II Stone。選んだ理由は色々あるけれど、きっかけは「買おうと思った色のW800がなかった」ということだったりする。ちょうど2016年モデルへの切り替え時期でメーカーに在庫がなく、店頭の…

悩まないコツ

悩むから悩みになるのであって、悩まなければ悩みにはならない。 ・・・なんていう言葉は悩んでいる人には伝わらないし、何の助けにもならないものだ。空白がうまれれば心は勝手に不安を呼び戻し、妄想を繰り返して自らを暗い迷路に追い込んでゆく。頭は考え…

セロー250で夏の林道ツーリング

本日の相棒はセロー。1年と少しで12,000km程走り、エンジンの具合もぐっと良くなっている気がする。パワービームを付けた以外は基本ノーマルだが、以前は変えたいと思っていたマフラーも今は「これでいい」と思うようになった。走るほどにバランスの良さに感…

さよならフォーティエイト

新しい服を一着買うときには、古い服を一着すてる。そういうシンプルな原則の大切さぐらいはわかる年齢になってきたから、XL1200Xとお別れすることにした。免許を取るきっかけになったバイクだし、色々といじくって好みにしてきたし、沢山の人と出会わせてく…

Kawasaki W800

高原に近い場所でバイクを借りれば夏のツーリングも快適なのではないだろうか、などと思い立って、宇都宮でW800を借りてみた。ところが新幹線を降りれば、東京と同じように暑い。奥日光へ辿り着けばきっと楽になるのだが、道はもう混みはじめている。レンタ…

バイクのもたらす快楽

三気筒エンジンに興味が湧いて、トライアンフのストリートトリプルRを借りてみた。評判通りのすばらしいエンジンで、回転を上げながら峠道を駆け抜ければ脳内は快楽物質がドバドバ。とはいえその快感に身を任せていると、広い道でもなければ少々危ない速度域…

セロー250+パワービーム

ノーマルで不満のないセロー250なのだけれど、1年乗って10,000kmを走ったので、なんとなく装着してみた。気になっていた「パワービーム」である。 乗り味は・・・すごく変わった。スタート&低速から「しっとり」として、高速では「しっかり」する。高速走行…

セロー 30th アニバーサリーミーティング

気がつけば5月。春は釣りばかりしていた気がするが、愛するセローの30周年記念イベントということで朝霧高原「イーハトーブの森」へ向かった。前日は釣りをして一泊し、シートバッグには道具が積載。朝から交通量の少ない奥多摩を抜けて、柳沢峠からの眺望を…

食べ過ぎているということ

食事を快楽と捉えるタイプの人間にとって、何を食べるかは重要な選択である。特に自由な組み立てが可能な休日ならば、朝から晩までの展開も含めて「充実した一日」のためのプランニング能力が問われている。上の写真はホットケーキから始まる試合運びを画策…

初詣

初詣は地元の人が集まる近所の神社。高齢化も進んでいるけど若い人も移り住んで来ていて、我が地元は明るいと思う。よい一年にしましょう。 - Leica M Monochrom & Summarit 50/2.5

今年を振り返る

2014年も楽しい一年だった。バイクに乗るようになって世界が広がって、これまでになく休日をアクティブに過ごすようになった。夏前からキャンプにハマり、自然のなかに身を置くことに喜びを覚えた。秋を過ぎてフライフィッシングを始め、今は釣りが心を捉え…

カスタムはお気に召すまま

ハーレー仲間と年内最後のツーリング。ピーナッツタンクのモデル、フォーティエイトとセブンティツーが中心のメンバーだが、カスタムはそれぞれ変わっていき、ひとつとして同じ姿がない。このあたりがまさにハーレーらしいところで、格好にこだわるライダー…

冬の朝

こんなに寒い朝でも早くから動き出して釣り場に向かうのだから、釣り人とは馬鹿なものである。自分の場合はバイクなので、現場に辿り着いたときには凍え死にそうな状態で、スキットルに入れてきたウィスキーを飲み、カイロで指先を温めて、準備に30分以上は…

ヤマメには振られてばかり

外で食べるカップヌードルは、どうしてこんなに美味しいのだろう。朝早く家を出て午前中釣りに取り組んだあとに、アルコールストーブでお湯を沸かして休憩をする。ストリームでニジマスを釣り上げたあと、ヤマメのいる池にチャレンジするも簡単には行かない…